PSの冷暖房で結露、カビは発生するのでしょうか?
PSの冷暖房といえば、HR-Cという冷暖房パネルですよね。
我が家はこのPSの冷暖房パネルを採用し、マイホーム完成から約3年お世話になっています。
そこで、我が家の実体験をもとにPSの冷暖房で結露、カビのトラブルについてご紹介、また対処法などについてもPSの方のお話をもとにお伝えしていきたいと思います。
PSの冷暖房パネルの結露がすごい!カビも発生?
PSの冷暖房不使用の時期、暖房使用の時期は大丈夫ですが、問題は冷房使用の時期です。
我が家の場合、冷暖房パネルの設定は15~18℃、その場合の室温はパネル周辺で24℃前後です。
冷暖房パネルと室温の差が大きく、結露は避けられません。
夏のピーク時には、冷暖房パネル全体がものすごい量の水滴に覆われています。
結露しているということは、除湿できているということでもあり、空間を快適に保つには有効ですよね。
結露が問題となるのは近くに壁やカーテン、ソファなどの布製品があるときです。
水滴の量がすさまじく、その湿気で壁や布製品がカビてしまいます。
我が家はマイホーム計画時にこの話を聞いていたので、壁から1m程度離し、仕切りのようなイメージで設置しました。
そのため、冷暖房パネルの周辺でカビがついたということは今のところありません。
万が一、壁などにカビがついてしまった場合ですが、やすりなどで削り取り、必要により壁の表面を補修するようになります。
冷暖房パネルの周辺は大丈夫でも、パネル本体にはどうしてもカビがついてしまいます。
主に水滴が溜まるところ、例えば冷暖房パネルを横断しているパーツ、水を受けているパーツの辺りです。
PSの方にうかがったところと、「クーラーのように機器内についたカビを風でばらまいてしまうような心配はないから安心して良い。カビがついたことに気づいたとき、拭いて取り除けば大丈夫。」だとおっしゃっていました。
また、「冷暖房パネルの表面は車の塗装と同様なので、車用のコーティング剤を使用することもでき、使用すると除湿効果が高まる。面白がるだけで、実際にやられた方はいない。」ともおっしゃっていました。
私も車用のコーティング剤と聞いてとても驚きましたが、少しでも水滴を流れやすくすることで、水滴の総量を増やし、除湿効果を高めると同時に水滴の滞留時間を減らしカビの発生を抑制する効果が得られそうですね。
とはいえ、PSの冷暖房パネルの価格を考えたら失敗の恐怖がありますし、何より塗る面積も広くて作業も大変そうですよね。
一口にコーティング剤と言っても様々な種類があるかと思いますので、わずかでもカビを抑制したい方でコーティング剤に興味のある場合は、お近くのPS窓口にご相談の上、施工されることをお勧めします。
PSの冷暖房の床下配管で結露、カビも?
結露した際の水滴を排出する配管が床下にあり、我が家ではこの配管周りでもカビが発生する事態がありました。
程度はひどくなく、わずかにポツポツとカビがついてしまっていました。
これは猛暑日などに外気温が高く、室温と大きな差が生じることで基礎内で結露したことが原因のようです。
床下なので配管の位置等によっては難しいかもしれませんが、カビの退治にはカビキラーまたはカビキラーを薄めたもので良いと工務店の方がおっしゃっていました。
また、定期的な換気も良いから時々基礎の点検口を開けっ放しにすると良いというアドバイスもありました。
まだ幼い子供がいる我が家では基礎の点検口を開けっ放しにするのも不安なので保留ですが、本来であればメンテナンスの一環でできると良いのかもしれませんね。
まとめ
PSの冷暖房での結露やカビなどのトラブルと対処法を下記にまとめます。
- (トラブル)冷暖房パネルの結露、カビが発生した場合、(対処法)カビを拭いて取り除く。
- (トラブル)冷暖房パネルの床下配管でカビが発生した場合、(対処法)カビキラーまたはカビキラーを薄めたものを使用しカビ退治する。基礎の点検口を開けて換気するのもお勧め。
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