新築の外観で失敗したことは何か。窓と外壁に違和感?

新築の外観づくりで失敗する方は少なくないのではないでしょうか。

家を建てるとなると、間取りに意識が向きがちですが、外観は外から見た家の雰囲気に大きな影響を与えますし、大事だと思います。

その外観で悔やむことなく、外観の素敵な家で快適に暮らせたら良いですよね^^

 

そこで、新築で平屋の我が家が外観づくりで失敗した点などについてご紹介したいと思います。

これからマイホーム計画をされる方の参考になると幸いです。

新築の外観づくりで失敗した2つのこと

窓の配置を失敗し、見た目がアパート風に

我が家は間取りや室内の使用性の検討に多くの時間を費やしていたので、室内より窓の位置を決めていました。

施工会社からは家の側面の立面図をもらい、外観の確認をしていました。

その際、「窓の位置」に微かな違和感がありましたが、室内の使用性の方が大事かなと思い、違和感の深堀はせずにそのまま施工することになりました。

 

そして、図面で面的に見ていた外観が新築されて目の前にあらわになり、ふとその窓の面を見たときに違和感が後悔に変わったのです。

我が家の外観の失敗点は、窓の大きさや配置があまりにも規則的だったことでした。

わかりやすく表現するのであれば、その窓のある側面だけを見ると「戸建て住宅なのに一瞬アパートに見える」といった具合でしょうか。

 

幸い我が家においてはその窓の位置が北面にあたり、玄関や表向きからは目が届かないところだったことが不幸中の幸いでした。

これが玄関などのよく見える場所であれば、悔やんでも悔やみきれなかったかもしれません。

窓は、大規模リフォームでもしない限りなかなか作り変えるということはないかと思いますので、新築される方には室内の使用性はもちろん大事ですが、その場合に外観がどうなるかにも気を配られることをお勧めします

外壁の仕上げのせいでコウモリがくる?

我が家の外壁は塗り壁なのですが、その仕上げにホウキで模様をつけてもらいました。

さらさらとした細かい砂の上をホウキで履いたときにできるような凹凸模様を外壁につけてもらったのです。

その模様は、遠くから見るとわかりませんが、土地に踏み入れる当たりでなんとなく見え、玄関先ではよく見えます。

 

このような距離感での違いや、仕上がりの模様自体は素敵で気に入っています!

この気に入っている外壁で後に悔やむことになるとは新築時には思いもよりませんでした

このお気に入りのホウキの凹凸模様にコウモリが止まりにやってくるのです。

 

もちろん地域柄コウモリのエサとなる虫が多いことも関係するのかもしれませんが、小さなコウモリが外壁の凹凸模様に止まり、壁際に糞を落としていきます。

コウモリの糞にいる無数のダニによる健康被害などもあるとのことで、コウモリが止まれないようなつるつるした仕上がりになるプレーン仕上げにするべきだったと後悔しています。

外壁は外観の大部分をしめるので見た目の雰囲気に与える影響も大きいですが、どんなに素敵で気に入った家でも健康に暮らせないのでは元も子もありませんよね。

 

せっかくのお気に入りの外壁なので、コウモリ避けのスプレーなどを使いながらなんとかやっていますが、今まで糞が落ちなかった年は一度もありませんでした。

これから新築の外壁や外壁の仕上げを決められる方には、我が家のような失敗が待っているかもしれないということを頭の片隅において置かれることをお勧めします。

新築の外観で失敗しないために

外観で失敗した点よりわかることは、微かでも感じた違和感は思考をリセットしてよく考えてみると良いということです。

そして、新築する地域が住宅街なのか、または自然が豊かなのかなどの環境や、住む地域の環境を好む動物がどのくらいいるのかなどの特性を把握し、様々な可能性を考慮することで我が家のような不測の事態を防ぐことができるかもしれませんね。

また、外照明については我が家は熟考したので思い残すことなく済みましたが、個人的には外照明は失敗しやすい点だと思います。

 

というのは、我が家が一般的なメーカー数社を見る限りでは外照明は数が少なく、また思い描く家の雰囲気に合うものがほとんどありませんでした

作りたい家の雰囲気に合わないのに、施工会社に案内されるメーカーで無理に決めようとしたり、安いからと選んでしまうと失敗に繋がりかねません

特に玄関は家の顔とも言いますし、玄関照明は納得のいくものを選ぶことをお勧めします!

 

ちなみに我が家は、通販で職人さんが手がける1点もののスチール製の照明の中から平屋の雰囲気にぴったりの照明を見つけることました^^

メーカーのカタログで納得いく照明がないという方は、通販サイトなどで探してみると素敵な照明が見つかるかもしれません。

新築の外観でもし失敗してしまったら

もし外観で失敗してしまった場合にどのような対応策があるのか我が家の事例をご紹介します。

違和感のある窓の配置の対応策

窓の配置については、そう簡単に動かせないものですよね。

そこで我が家が素敵な外観を目指して、違和感のある窓がわかりづらくなるようにやったこと、また、計画や検討をしていることについてまとめてみますね。

  • 物置の配置で誤魔化す。
  • 樹木を植える。
  • 高さのあるフェンスを設置する。

 

南や東西向きの窓であれば、フェンス付きの植木鉢などでつるバラなどを育ててみても良いかもしれませんね。

その他にも目隠しとして使用される商品などで良いものがあれば、そちらを使ってみるのも手かもしれません。

ちなみに樹木を植える場合、日向で育つ常緑木はヤマボウシやオリーブなどたくさんありますが、日陰の場合は悩ましいですよね。

 

日陰でも育つ樹木で私のおすすめは、ソヨゴやカクレミノです。

カクレミノは和風向きですが、ソヨゴは洋風でも和風でも枝の剪定などの具合で調整ができますよ。

いずれも常緑樹なので冬場も安心です。

思わぬ後悔をした外壁とコウモリの対応策

外壁の模様については塗り替えるまではどうしようもないですよね。

塗り替え目安の新築から10年ほどはコウモリとの戦いは続きますが、我慢するしかありません。

ちなみにコウモリの対応策は、ハッカ油やペパーミントなど色々試してみましたが、1番効くのはコウモリ避けのスプレーのようです。

我が家はそれに加えて、コウモリの糞がよく落ちている箇所について物理的にコウモリが近づけないようネットを取り付けている箇所もあります。

まとめ

我が家が新築の外観で失敗したことは下記の2点です。

  • 規則的な窓の配置
  • 外壁の仕上げ模様に凹凸があること

失敗しないよう、違和感を感じたときは思考をリセットしてよく考えてみること、そして新築する地域がどのような地域環境なのか、その地域環境を好む動物の有無や特性を知り、様々な可能性を考慮することをお勧めします!

 

最後になりますが、外照明、特に玄関照明は作りたい家の雰囲気に合う納得のいく照明を選びましょう^^

また、外観でもし悔やむこととなってしまった場合は、素敵な外観を目指して前向きに対応策を考えてみましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました