マイホームを工務店で建てて後悔しないかと不安になることもありますよね。
木質の断熱材採用予定だった我が家がマイホーム契約した工務店は、周辺地域で唯一木質断熱材を豊富に使用していました。
そのため、木質の断熱材の使用を決心してからは、すんなりと工務店が決まりました。
そんな我が家がマイホーム作りをこの工務店にした後悔点についてお話していきます。
これからマイホーム作りで工務店にしようと思っている方や、どこの工務店にするか迷っている方の参考になれば幸いです。
マイホームを工務店で建てた後悔点
人手不足?担当休職で打ち合わせレベルが
工務店の設計担当はまさに才色兼備といった仕事のできる女性でした。
比較的小さな工務店のため、打ち合わせから図面作成まで一人で担われていました。
マイホーム新築まであと3箇月で打ち合わせも大詰めを迎えたころ、その女性が休職にされました。
その途端、打ち合わせの度に人が変わるようになりました。
打ち合わせレベルが落ちたのは言うまでもなく、それまで我が家の要望を現場へ伝えてくれていた要の方の不在で施工ミスまで出てきました。
打ち合わせレベルは仕方ないと思えても、施工ミスともなると後悔しかありません。
本来、担当が休職する場合は担当が変わると思いますが、小さな工務店で人手不足のためそうはいきませんでした。
建てっぱなしで連絡なし
私のイメージしていた工務店の良さは、地域密着型でマイホーム完成後も定期的な点検に来てくれ、長いお付き合いができるというものでした。
ですが、実際は程遠いものでした。
工務店との契約時には「1年点検があり、部屋の隅の補修も合わせて行う」と聞いていました。
「隅の補修」というのは、水性塗料で仕上げた壁の隅が季節の温度変化による膨張と収縮の影響でヒビが入ってしまうので、影響が落ち着く施工1年後に補修するというものでした。
マイホームの完成は3月でしたが、1年経っても工務店からの連絡はありませんでした。
「塗装補修はもう少し暖かい季節の方がいいのかもしれない」と思っていましたが、暖かい季節、暑い季節を過ぎ1年半以上経っても連絡がなかったので問い合わせると、謝りの一言もなく「担当から連絡させる」とただそれだけでした。
問い合わせがなければ補修しないつもりだったのか、単に忘れ去られていたのか真意は分かりませんが、点検遅延に連絡時の対応にと心底がっかりしました。
冒頭でも触れた通り、我が家が選んだ工務店は木質の断熱材をはじめ、断熱先進国からの輸入建材を売りにしていました。
そのため、よくある地域密着型が売りの工務店とは異色だったのかもしれません。
工務店選びの段階で、この異色さに気づけていたら選択も変わっていたかもしれないと後悔が残ります。
マイホームの工務店選びで後悔しないために
我が家の経験からわかるマイホームの工務店選びで後悔しないための注意点をまとめてみたいと思います。
工務店の規模
- 工務店の規模が小さければ小さいほど人手不足が懸念されるので、工務店に訪れた際は雰囲気をよく確認しましょう。人手不足の場合、従業員の雰囲気も悪くなりがちだと思います。
- 担当不在の場合の対応を確認しておくと安心ですね。
工務店の特色
- 工務店の特色を把握しましょう。
- 「地域密着型」「長いお付き合い」などを強調している工務店の方が新築後の点検、メンテナンスが手厚そうです。
- 工法、建材を売りにしている工務店の場合、慎重な判断が必要になりそうです。
まとめ
マイホーム作りで選んだ工務店の後悔点、またそこからわかった注意点は下記の通りです。
後悔点
- 担当不在時の人手不足によって打ち合わせレベルが低下し、施工ミスが発生。
- 約束されていた1年点検の連絡がなく、1年半以上たって問い合わせると謝罪の一言すらなかった。周辺地域ではなかなかない断熱先進国からの輸入建材が売りの工務店で、地域密着型が売りの工務店とは異色だった模様。
注意点
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- 工務店に訪れたときに「人手不足で従業員の雰囲気が悪い」などということがないかよく確認しましょう。
- 担当不在の場合の対応を確認しておくと安心。
- 工務店の特色を把握する。
- 「地域密着型」「長いお付き合い」などを特色にしている工務店の方が新築後の点検、メンテナンスが手厚そう。
- 工法、建材を売りにしている工務店の場合は、慎重な判断が必要になりそう。
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