味噌汁を毎食作ることに嫌気がさすことはありませんか?
味噌汁の作り置きはまずいという印象があって都度作るしかないと思っている方も多いかもしれませんね。
平日はお昼がお弁当などで不要だとしても、朝、夜と2回作るのが毎日ともなるとやり切れない思いがするのは私だけではないと思います。
味噌汁と一口に言っても『具材を何にするか』、また『前日と具材が被らないように』なんて考えだすと夕飯のメニューを考えるのと一緒で気が滅入りそうになることもありますよね。
特に仕事をしている方や育児や介護をしている方ならなおさらそう思ってしまうはずです。
そこで、味噌汁を毎食作る必要性について、また毎食作らずに済ませるにはどうしたら良いかについてご紹介していきたいと思います。
もちろん『味噌汁の作り置きはまずい』を払拭し『作り置きで楽して美味しく』いただく方法もお伝えしていきますね!
味噌汁は毎食作る?作り置きはまずいを改めて楽して美味しくいただくには
味噌汁に欠かせない味噌には、ビタミンやカリウム、マグネシウムなど多くの栄養素が含まれています。
『味噌汁は体に良い』という話は誰もが聞いたことがある話だと思います。
体に良いと聞くとできる限り毎食作ろうと思ってしまいがちですが、その必要はあるのでしょうか?
適切に保存すれば毎食作る必要はないと思いませんか?
適切に保存、そしてほんの一手間で『味噌汁の作り置きはまずい』を払拭することもできるんです!
次章で詳しくご紹介していきますね。
また、そもそもご家族は『味噌汁が出てくるから飲んでいる』だけかもしれませんよ。
作るのが辛くなってきたときは一度家族の意見を聞いてみても良いかもしれません。
『味噌汁(汁物)は必ず必要』と思っているのは案外自分だけなんてことも。
味噌汁を毎食作るはもうやめよう!毎日を楽にすることの勧め
味噌汁を作り置きする
それでは早速『味噌汁を毎食作らずに済む方法』をご紹介していきます。
それは『一度に2~3食分作り置きする』です!
思いついたことがある方、実際にやってみた経験がある方も多いのではないですか?
やってみたことのない方にはぜひ一度試していただきたいです。
やってみたけど2色目以降美味しく食べれなかったという方には次章の通りに再チャレンジすることをお勧めします!
味噌汁の具を決めるのも意外と面倒くさいですよね。
この方法ですと、具を考える回数が減り、野菜を一度に切ることで効率よく味噌汁を作れるのでお勧めです!
実際に私も夕飯の用意をするときに翌朝の分も一緒に作っているんですよ。
子供が生まれてからというもの朝の時間がそれまで以上に忙しく、かと言ってもっと早起きする気にもなれず、今のやり方にたどり着きました。
私とは逆に朝は余裕があるという方の場合は、朝食の用意のときに夕飯の分まで用意しておくと良いですね。
作り置きとなると気になるのが日持ちですよね。
味噌汁の日持ちは、通年通した安全側で見ても『冷蔵庫で丸1日』は大丈夫です。
冷蔵庫へ入れるときは冷ましてから入れてくださいね。
実際に我が子は1歳のころから2日目の味噌汁を飲んでいますが、何の問題もなくきていますよ。
もちろん薄味が基本なのでお湯や出汁で薄めるという手間はありますが、朝一から味噌汁を作るよりは断然楽です!
毎日のことなので楽できるところは楽したいですよね。
そうは言っても2食目以降、同じ味噌汁を出すのは気が引けるという方は、具材を足すのもお勧めです!
例えば、1食目は野菜だけ、2食目はなめこやえのきなどのきのこを足して、3食目はわかめや豆腐を足すといった具合です。
ネギやわけぎの輪切り、きのこや油抜きして切った油揚げを冷凍しておいたり、ネギ油を常備しておいたりするとバリエーションも広がります。
油揚げを冷凍するときは、臭いを吸収しやすいので早めに使い切るか、袋を二重にしたり、密閉容器に入れたりといった対策が必要です。
また、冷蔵庫で味噌汁を保存する場合は、使用している鍋の取扱説明書に従って適切に保存しましょう!
中には長時間保存はできない鍋もありますので、そんなときは一度タッパーに移し替えるなどの対策が必要です。
みそ丸を常備しておく
味噌汁を作り置きする以外の方法として『みそ丸』を作っておく方法があります。
聞いたことがある方も多いかもしれませんね。
みそ丸は、乾燥具材と味噌、出汁を丸めておき、飲むときにお椀の中でお湯に溶かすことで味噌汁を作るというものです。
実際に私もみそ丸を作っていた時期がありましたが、私の場合はみそ丸を作ることが面倒くさくなってしまいやめてしまいました。
人によって向き不向きがあるようです。
みそ丸の良いところは、保存期間が長いことです。
使用する具材で前後しますが、冷蔵で約1週間、冷凍で約1か月日持ちしますよ。
弱点は、慣れるまでは好みの濃さに作るのが難しいところです。
好みより濃い場合はお湯で薄めれば良いのですが、薄くし過ぎてしまった場合は調整が難しいのが特徴です。
みそ丸の作り方(1人分160cc程度)
- 味噌 大さじ1
- 粉末出汁 小さじ1/2
- 具材 適量
あくまでも一般的な分量なのでお使いの味噌や出汁によっても塩味度合いが異なりますので調整が必要になります。
お好みの分量を割り出してみてくださいね!
また、具材についてはわかめやとろろ昆布、お麩、桜えび、ごまなどの乾物がお勧めです。
作り置きの味噌汁がまずい?美味しくいただくには
味噌汁は沸騰させてしまうと栄養が飛んでしまうのはもちろん、風味やうま味も飛んでしまいます。
過熱を繰り返す2食目以降の味噌汁の味がまずいと思う方が一定数いるのはそのせいだったんですね。
そこで、作り置きでも美味しくいただくための対策を3つご紹介したいと思います。
沸騰を死守する!
再加熱もそうですが一番は沸騰することで風味やうま味が飛んでしまいます。
そのため、再加熱するときは煮立たせないよう、沸騰の寸前の状態を保ち温め直します。
味噌汁の味噌を入れたあとの沸騰は、すぐ飲む場合でもまずくなってしまうので注意が必要です。
少量の味噌と削り節
沸騰を死守しても、2回目以降の味噌汁は作ったときに比べると、うま味が鍋底へ沈み、塩味が際立ちやすいです。
そこでうま味を足すために少量の味噌と削り節を加えるのがお勧めです!
味噌は都度
味が落ちてしまうなら作り置きはしたくないという方。
そんな方にお勧めなのが、味噌は都度入れるというやり方です。
要は、味噌を入れる手前まで作って取り分けておいて、食べるときに味噌を入れるということです。
この方法であれば、手間は少し増えますが、毎回美味しい味噌汁を飲むことができますよ。
マドラーを使えば、味噌の量も安定し、ほとんどばらつき無く味の濃さを決めることができるのでお勧めです。
まとめ
味噌汁を毎食作る必要性について、また毎食作らずに済む方法をまとめます。
- 『味噌汁が必ず必要』と思っているのは自分だけの可能性も。作るのが辛いときは一度家族の意見を聞いてみるのもお勧め。
- 味噌汁を一度に2~3食分作る。冷ましてから冷蔵庫へ入れ、安全側で24時間以内にいただく。
- みそ丸を常備しておく。日持ちは冷蔵で約1週間、冷凍で約1か月。
また、『味噌汁の作り置きはまずい』を払拭し『作り置きで楽して美味しく』いただく方法をまとめます。
- 味噌は煮立たせると栄養もうま味も損ねてしまうので、再加熱のときも沸騰を死守する。
- 沸騰を死守した上で、少量の味噌と削り節を加えることでうま味を足す。
- 味噌を入れる手前まで作って取り分けておき、食べるときに都度味噌を入れる。手間はいるが間違いなく美味しく作れる。
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