平屋の中二階を子供部屋にどうかと考える方も少なくないかと思います。
平屋に中二階を作ると、平屋のコンパクトさを活かしつつ、居住スペースを増やすにはもってこいですよね。
我が家は新築のマイホーム計画の際、平屋に中二階を作ろうか迷っていました。
その際、平屋の中二階を子供部屋にしたらどうか、利点や欠点について検討していましたので、その内容についてご紹介したいと思います。
平屋の中二階を子供部屋にする利点と欠点
利点① 夫妻は一階部分だけで生活できる。
平屋の最大の利点には、ワンフロアで生活でき、老後も安心なバリアフリーが挙げられます。
そこで、中二階を子供部屋に当て、その他の共有スペース、夫妻の主寝室を一階に配置することで、最大の利点はそのまま、居住スペースを増やすことができます。
夫が「階段面倒くさい」と言う我が家では、夫妻は一階部分だけで生活できることが大前提で外せないポイントでした^^
利点② 子供のプライバシーを確保できる。
平屋の欠点としてよく上がる事柄にプライバシーの問題があります。
その点、中二階に子供部屋を作る場合は、適度な距離感を保つことができますね。
欠点① トイレに降りなくてはならない。
中二階にトイレを設置するお宅は極少数かと思います。
そのため、子供がトイレに行く際は、階段を上り降りしなくてはならないという欠点があります。
この点を考慮してトイレの位置を決めるご家庭も多いと思いますが、それでも夜寝ていてトイレに行きたくなってしまった場合などは欠点を感じやすいかもしれませんね。
我が家では検討中、様々な間取りを考えましたが、トイレの位置を階段付近に置くように考えると良い間取りはなかなかありませんでした。
どうしても水回りがまとめられなかったり、玄関のすぐ隣がトイレになってしまったりと散々でした。
玄関のすぐ隣がトイレでも気にならない方もいるかもしれませんが、我が家は玄関先で来客があるときのトイレへの出入りや使用音などが気になってしまい駄目でした。
欠点② 子供の足音などが苦になる。
間取りによる部分もありますが、子供の足音や話し声などが苦になってしまう方もいるかもしれません。
例えば、中二階の下が主寝室の場合、子供が大きくなり遅くまで起きているようになった際に、「子供の足音が気になって眠れない」「子供が友達と遅くまで電話していて、話し声がうるさくて眠れない」なんてことが考えられます。
平屋の中二階を子供部屋にすると夫妻には利点だけ?
トイレに行くのに階段を上り降りしなくてはならず欠点を感じるのは子供であって、夫妻ではありません。
また、夫妻は一階だけで生活することができ、老後も安心です。
そして、中二階を作らずに平屋で同じ床面積を取るよりも基礎や屋根の面積が少なく住むので、建築費用を抑えることもできます。
注意が必要なのは、中二階から離れた位置または直下を避けて主寝室を配置する間取りを採用することです。
主寝室の配置さえ間違えなければ、中二階に子供部屋を作るということは夫妻にとっては利点しかありません。
強いて欠点を挙げるとしたら、夫妻二人での生活になった際、日常的に使わない中二階を管理していく手間がいるということくらいです。
ちなみに我が家は、この管理不足を懸念して中二階を作るのをやめてしまいました。
まとめ
平屋の中二階を子供部屋にする場合の利点と欠点を簡単にまとめてみたいと思います。
利点
- 夫妻は一階部分だけで生活できる。
- 子供のプライバシーが確保できる。
欠点
- トイレに降りなくてはならない。
- 子供の足音などが苦になる。
また、主寝室の配置さえ間違えなければ欠点の影響はなく、夫妻は一階だけで生活できますし、平屋で同じ床面積をとるよりも費用を抑えることができます。
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