ドライイーストなしだとどうなる?ベーキングパウダーでパンを作ると

ドライイーストなしでパンを作るとどうなるのか 料理

ドライイーストなしだとどうなるのでしょうか?

パンを作ってみようと思い立ったはものの、ドライイーストがなくて「なしだとどうなるのかな?」また、「ベーキングパウダーではだめ?」というのが気になるところですよね。

私もつい「家にあるもので何とかならないかな?」と考えてしまいます。

そこで、ドライイーストなしだとどうなるのか、また、ベーキングパウダーで代用するとどうなるのかを調べてみました。

ドライイーストなしだとどうなる?

ドライイーストなしでパンを作るとどうなるのか1

イースト菌を熱処理して乾燥させ顆粒状に仕上げられたドライイースト。
パンの生地をじっくりと発酵させることで、パンの仕上がりを風味豊かでもちもちとした食感にすることができます。

そんなドライイーストをなしにするとどうなるかと言いますと、肝心要の膨張が見られません。
膨らまないので食感は固くなってしまいます。

ドライイーストという膨張効果を除くパン生地の材料を混ぜて焼いたことになりますので容易に想像のできるところではありますね。

ピザなど薄いものを除き、水分量にもよりますが、お餅や、和菓子のすあま、ういろう、生地の分厚いおやきのような歯ごたえのある食感になる可能性が高いです。

お餅に近い歯ごたえとは、本来のふわふわのパンからは想像できませんね。

また、ドライイーストの特徴でもある発酵によって引き出される豊かな風味が得られません

Twitterでもドライイーストなしまたは入れ忘れて作り、膨らまなくて失敗したという方も多くいらっしゃいました。

ベーキングパウダーで代用するとどうなる?

ドライイーストなしでパンを作るとどうなるのか2

ドライイーストのように菌ではなく人工的に作られた、温度管理や発酵時間が不要の便利な膨張剤、ベーキングパウダー。
水を加えて加熱し炭酸ガスを発生させることで膨張させるのですが、ドライイーストに比べると膨らませる力は弱いです。

また、薄力粉との使用に向いていて、仕上がりはもちもちよりサクサクといった具合です。

なので、つくろうと思っているパンによっては向かなく、食感が大きく変わってしまう可能性があります。

ドライイーストのように発酵によって風味をプラスするなんて効果もありませんので、本来のパンの美味しさや風味は再現できません

とはいえ、家で楽しんでつくるときには代用するのもありだと思います!

どんな仕上がりになるのかを楽しみにつくってみてもいいですね。

ベーキングパウダーを使う場合の分量

分量はベーキングパウダーのパッケージなどに記載の使用方法をご参考くださいね。

万が一、使用方法が見当たらない場合は「小麦粉200gに対して6g」を目安にしましょう。

まとめ

ドライイーストなしだとどうなるのか
  • パンの生地をじっくりと発酵させることで、パンの仕上がりを風味豊かでもちもちとした食感になるドライイースト。
  • ドライイーストなしでつくると、膨らまないので食感が固くなってしまう。
  • また、発酵によって引き出される豊かな風味が得られない。
ベーキングパウダーで代用するとどうなるのか
  • 水を加えて加熱し炭酸ガスを発生させることで膨張させるベーキングパウダー。
  • ドライイーストに比べると膨らませる力は弱い。
  • 薄力粉との使用に向いていて、仕上がりはもちもちよりサクサク。
  • パンのレシピによっては食感が大きく変わってしまう。
  • ドライイーストのように発酵によって風味をプラスする効果はなく、本来のパンの美味しさや風味は再現できない。
  • どんな仕上がりになるか、家で楽しんでつくるときには代用もお勧め。
  • 分量はベーキングパウダーのパッケージなどに記載の使用方法をご参考ください。万が一、使用方法が見当たらない場合は「小麦粉200gに対して6g」が目安。
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